💡 はじめに:外国人登録証(외국인등록증)は「韓国生活の鍵」
韓国でのワーキングホリデー(ワーホリ)生活を始めるにあたり、最も優先度が高く、かつ避けて通れない手続きが、この「外国人登録証(외국인등록증)」の取得です。
これは日本でいうマイナンバーカードと運転免許証を合わせたようなもので、あなたの滞在資格を証明する唯一の身分証明書になります。
- これがないとできないこと: 銀行口座開設、携帯電話の月額契約、アルバイトの雇用契約など、生活のほぼ全ての手続きがストップします。
この記事では、僕自身の経験と、最新の公的情報に基づき、読者の皆さんが最短で、確実に外国人登録証を取得するための完全ガイドを提供します。
Part 1: 手続きの概要と申請期限
1. 申請義務と期限
韓国に91日以上滞在する外国人は、入国後90日以内に、必ず外国人登録を完了することが義務付けられています。
ただし、実際は渡韓後1〜2週間以内に申請予約を済ませるのが鉄則です。理由は後述の予約の難しさにあります。
2. 申請場所:出入国・外国人庁
申請は、あなたが住む住所(居住地)を管轄する出入国・外国人庁(출입국·외국인청)または出張所で行います。
- 例:ソウルに住む場合は「ソウル出入国・外国人庁」、釜山なら「釜山出入国・外国人庁」など。
- 【重要】 居住地によって管轄が異なります。必ず事前にHiKoreaのウェブサイトで確認してください。
3. 【最重要】手続きは「事前予約」が必須
2026年現在も、窓口での申請は原則として「訪問予約制」です。予約なしで窓口に行っても、手続きはしてもらえません。
- 予約方法: 法務部出入国・外国人政策本部が運営するウェブサイト「HiKorea(ハイコリア)」からオンラインで予約します。
- 予約の難しさ: 予約枠はすぐに埋まりやすく、特にソウルなどの人気地域では、予約が1ヶ月〜2ヶ月先になることも珍しくありません。これが「渡韓後すぐの予約」を推奨する理由です。
Part 2: 申請に必要な「最新」書類リスト
提出書類は一つでも不足すると、手続きができません。大使館の公式サイトや管轄の出入国庁の情報と照らし合わせ、完全に準備してください。
| No. | 書類名 | 備考(ワーホリ申請時) |
| 1 | 申請書(통합신청서) | HiKoreaからダウンロード可能。窓口にもありますが、事前に記入しておくとスムーズです。 |
| 2 | パスポート(原本) | ビザ(H-1査証)が貼付されていることを確認。 |
| 3 | パスポート(コピー) | 人的事項面(顔写真ページ)と、韓国入国スタンプが押された面のコピー。 |
| 4 | 証明写真(1枚) | 3.5cm×4.5cm、背景白。パスポートの写真とは別に、6ヶ月以内に撮影したもの。 |
| 5 | 手数料(수수료) | 3万ウォン(現金、またはチェックカード)の収入印紙を購入して支払います。 |
| 6 | 活動計画書(コピー) | ビザ申請時に提出した「観光就業活動計画書」の控えのコピー。 |
| 7 | 住居証明書類(原本+コピー) | 【最も重要】 居住契約書(賃貸借契約書)の原本とコピー、または一時宿泊施設(コシウォン、下宿など)の滞在確認書。 |
⚠️ 住居証明の注意点:
- 友達の家に住む場合は、賃貸契約書+友達の外国人登録証(または韓国の身分証)のコピー+居所提供確認書(거소제공확인서)が必要になります。
- 契約書の名義とあなたの氏名が一致しているか、入居日が明確かを確認してください。
Part 3: 外国人登録証の「申請手順」完全ロードマップ
大まかな流れは「事前準備」→「HiKorea予約」→「窓口申請」の3ステップです。
STEP 1:渡韓前に書類と情報を整理
- 活動計画書の控えなど、日本でしか用意できない書類を忘れず持参する。
- 韓国の正確な住所(郵便番号、建物名含む)を把握しておく。
- 申請日までの宿泊先(初期滞在先)の契約書類などを準備する。
STEP 2:HiKoreaで訪問予約(渡韓後すぐが鉄則)
- HiKoreaにアクセスし、新規会員登録(非会員でも予約可)。
- 画面上部の「訪問予約(방문예약)」を選択し、新規予約を進める。
- 「居住地を管轄する出入国・外国人庁」を選択し、申請区分は「登録(등록)」を選ぶ。
- 空いている日時を選択し、予約を確定する。予約番号を必ず控えてください。
🔑 予約・窓口申請の重要TIPS
- 韓国語サポートの確保: 窓口での手続きは基本的に韓国語です。書類に不備があった場合、韓国語ができないと対応が非常に難しくなります。可能であれば、韓国語ができる友人や代行業者と一緒に行くことを強く推奨します。僕自身も、初めて一人で行った時は分からず苦労しました。
- 予約の裏技(予約枠がない場合): 毎日朝9時などにキャンセル枠が解放されることがあるため、毎日チェックする。また、混雑している庁舎の予約が取れない場合は、近隣の出張所も確認する。
STEP 3:出入国・外国人庁での窓口申請
予約した日時に、全ての必要書類とパスポートを持参し、窓口に向かいます。
- 受付: 受付機で予約番号を入力し、受付票(대기표)を受け取る。
- 収入印紙の購入: 窓口の近くにある銀行窓口またはキオスクで、外国人登録の「収入印紙(인지)」3万ウォン分を購入し、申請書に貼り付ける。
- 窓口で提出: 自分の番号が呼ばれたら窓口に行き、全ての書類とパスポートを提出する。
- 指紋登録: 審査の最後に、機械で指紋登録を行います。
- 受領確認: 担当者から「受領証(접수증)」と登録証の受け取り予定日が記載されたメモを受け取って完了です。
📢 【僕が使った最終手段】直接問い合わせによる当日申請
原則は予約必須ですが、僕の場合、韓国語ができる彼女が直接庁舎に電話で問い合わせた結果、予約なしで当日窓口に行っても良いという許可を得て、手続きを完了できました。
予約が数ヶ月先で間に合わない、または韓国語に自信がある(または同行者がいる)方は、まずはお近くの出入国・外国人庁に直接電話で問い合わせてみましょう。窓口の混雑状況や担当者の方針によっては、例外的に対応してもらえる可能性があります。(ただし、この方法は裏技的であり、必ず対応してもらえる保証はありません)
Part 4: 申請後から受け取りまでの【超重要】注意点
1. 📢 絶対厳守!登録証受け取り前の帰国はNG
外国人登録証を申請しても、現物を受け取る前に韓国から出国(一時帰国含む)してしまうと、あなたのH-1(ワーホリ)ビザは無効になるリスクがあります。
- 僕の友人の実例: 申請後、登録証が完成する前に急な用事で一時帰国した友人がいました。再入国を試みた際、ビザが無効と見なされ、長期滞在資格を失ったケースがあります。
- 対策: 登録証を申請・受領するまでの数週間は、絶対に韓国国内に留まってください。
2. 受け取りまでの期間
申請から登録証の完成までは、通常3〜6週間程度かかります。この期間はパスポートが手元に戻ります。
3. 「受領証」の活用
登録証が完成するまでは、窓口で受け取った受領証(접수증)が、手続き中の身分証明の代わりになります。
- 銀行口座開設や携帯電話の契約など、多くの手続きで「外国人登録証の代わりに受領証+パスポート」の提示が認められます。
4. 受け取り方法
- 訪問: 申請時と同じ管轄庁舎の窓口へ、受領証とパスポートを持って受け取りに行く。
- 郵送: 申請時に「着払い郵送(등기)」を申し込むと、自宅へ郵送してもらえます(別途費用が必要)。
🏃 次のステップ:これが終わったら次はコレ!
外国人登録証の申請が完了したら、あなたはもう韓国での生活基盤の半分を築いたも同然です。
次に優先すべきは、この受領証を使って「生活インフラ」を整えることです。

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